2018年5月13日日曜日

星のちから



なんぢ 昴宿の鎖索を 結びうるや
参宿の 繋縄を 解きうるや
なんぢ 十二宮を その時々に従いて 引い出し得るや
また北斗と その子星を 導き得るや
なんぢ 天の常経(のり)を 知るや
天をして 其の権力を 地に 施こさしむるや

文語約聖書ヨブ記38章を読むと、
プレアデスの
オリオンの
北斗七星の
ちからがどれほど現実的であるか、
いまのわたしたちにも巡っている、と思わずにいられない。
知りたいのは天の常経。つまり「法則」であることも。

伊勢神宮摂社のひとつに、渡会郡の
天須婆留女命御魂(あまのすばるめのみことのみたま)を祀る摂社がある。
日本書紀には天照大神がしている首飾りの名は、
五百筒之美須麻流之珠(いおつのみすまるのたま)。
古代より、星のちから、と共にあった。
そして天の法則として、空から降り続けている。
星のちからを、信じよ。
そして降ろせ。








2018年4月25日水曜日

神威

常陸大宮の山中で
常陸国一ノ宮の鹿島神宮への、
毎月1日に昇殿して参拝していた年月、
同じく二ノ宮の静神社への年月、を振り返ると
強烈に、あるいは穏やかに緩やかに、
わたしの願いは、聞き届けられていた。

願いは、大きな紙に記し、
拝殿の前で、ひそかに広げ、
あるいは祝詞奏上で額突く前に置き、
魂に刻み付けるように繰り返し唱えた。
わたしは真剣だった。

神威は恐るべきものだ。
かなえてくださる。
真剣であればあるほど、
時間を超越したところで、
産霊(むすび)の力を顕す。

懲りずに祈る。
だがその前に、いままでを振り返り、
感謝の思いを、伝えねばならぬ。











2018年4月17日火曜日

偶 々


花梨咲ひて 木星風の いづくより
葉櫻や 黙だせば蕊の 積もりゆく
ひとつきの 氣吹(ゐき)の加速や 榠樝咲く 
木星の 風流れ來て 榠樝咲く
橄欖(かんらん)布留(ふる) 五月の空の 真區(まほら)より
香油採る 素馨(そけい)はとほき れむりあの
五りろとん ほどの五月の 香油採り
橄欖に 鎮もる石が 五月闇
五月雨の 五十鈴やうなる 滴(しづく)哉







2018年4月9日月曜日

偶 々


  偶 々
風呂敷に 春を包むで 結界す
蔓(からくさ)の らせんはじまる 春日かな
ふたたびの 螺旋の生(あ)れる 蔓の
余白とは 満開の花の 其の下の
花の風 言葉はとどかぬ ものと知れ
つつしみて 六喩知りたり 花の日に









2018年3月29日木曜日

青い石

クリスマスローズの朝の庭で

古代ペルシャ語で青い石、と呼ばれた、
アズライト藍銅鉱という宝石貴石の原石を、
両方の掌に包むようにして、
ライトボディ覚醒化の瞑想をするのだが、
深まる。

深まるというのは、
あっという間に、別の意識に入っている意味だ。
通常はここまでいくのはごく稀。
努力しようとしても努力に比例するものではない。
より精妙な意識へのダイビングである。
瞑想から、
この世へと、この次元へ、と働きかけるために重要な石だ。

アメリカの先住民族には
祷りを天上へ届けるための扉と同義だった。
呪術師たちが「星の世界のひとびと」と語り合うときに、
握っていた石だ。
エドガー・ケイシーのリーディングに、
ラピスラズリとして頻繁に出てくる特別な石だ。

もっと言うなら、第三の眼を開く、ということ。
瞑想で得られた洞察、直感は力強く、
従前より容易に、現実を転換させる力がある智慧の石。

気づくと
夜中に、この石は歌っている。
その歌に、
もしもだれかが聴力を持っているなら
それは霊性の上昇、ということ。












2018年3月4日日曜日

 偶 々

偶 々

風(るん)てふ 緋のみづ上がり 紅の梅
春分に 聖方位あり 星之宮
ぷれあです 降りたる夜の 水葵
しりうすの 薄明の閃 鏃なす
いづみ邊は 明星涵し 種子(しゆふぢ)とて










2018年2月24日土曜日

偶 々

       偶 々
波留(はる)來たり くれなゐは顯(た)つ あながちに
晷(あかとき)の くれなゐむめの 霜に凍(い)つ
春の日は 扉の五芒 外したる
狭藍左謂(さゐさゐ)と くれなゐの靈(ち)が むめのはな