2018年2月24日土曜日

偶 々

       偶 々
波留(はる)來たり くれなゐは顯(た)つ あながちに
晷(あかとき)の くれなゐむめの 霜に凍(い)つ
春の日は 扉の五芒 外したる
狭藍左謂(さゐさゐ)と くれなゐの靈(ち)が むめのはな











2018年2月4日日曜日

聖方位

何がしかの聖性は、長い時を耐えて、残る。
鹿島神宮には「シリウス信仰」が隠れている。
神宮は天の使徒ミトラを祀る、日本のバビロン、だという記述を
栗本慎一郎の「シリウスの都飛鳥」(2005)に見い出した。

ペルセポリスも、
ゾロアスター教のナクシュ・ルスタムの拝火神殿も
原法隆寺も
冬至の夜に、
真南より東へ二〇度傾いた方向の、
空を、遥拝するための、半永久的な空間、だという指摘。

ふたたび、
数千年にわたって維持されている、
聖性とは何か。
その角度の意味は何か。

「真南より東へ二〇度傾いた方向の空」を、
冬至の真夜中に、
オオボシとも呼ぶシリウスを、
遥拝するための「聖方位」。
これがここでの聖性。

その方位から、星のちからを受け取る。
今夕は、
石岡市の波切不動寺で、星供。
空海とともに、シリウスを祀る。
けふより、
新しき歳が始まる。